OBOGのみなさま並びに保護者のみなさま、平素より大阪大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご協力くださり誠にありがとうございます。
1回生MGの洲脇歩乃花と申します。つい先日まで、引退のときまでブログは書かないだろうなどと考えていた私ですが、ウィンターが終わり一回生チームを終えた今、率直な気持ちを書こうと思い見様見真似で書いてみています。お時間があるときにでも読んでいただけますと幸いです。
4月に一回生チームができてから、時の流れがあまりにも速くてびっくりです。感覚的にはこの前入ったばかりなのに。クロスの持ち方から教わって、ほとんどずっとパス練ばかりやって、みんながミスしてとばしまくったボールをスタッフが走って取りに行っていた最初の練習は、今でも鮮明に覚えています。
私はこれまでスポーツをやっていたわけでもなく、マネージャーをやっていたわけでもないので、チームメイトという感覚があまりつかめず、みんなとの距離感もいまいちわかっていませんでした。回生の人数が多いからみんなでご飯いったりあそびにいったりしてもまとまりずらいし、同期っていうくくりで仲良くなったり集まったりするのって難しいのかも、なんて思った時もありました。最初の頃は一回生練よりも上回生練の方に入る方が楽しくて、同回に対する特別な思い入れはそれほどなかったのが正直なところです。
明らかに何かが変わったのは、夏でした。
サマーまでの時間がじりじりと迫ってくるのを感じていました。学校も終わって学部の友達は夏休みを謳歌しはじめている中、相変わらず早朝にいそいそと目を覚まし、同回TRでおなじマンションに住む希乃と一緒に朝ごはんを食べ、6:30にグラウンドに集合する日々。
同じような日々でしたが、一回生のプレーの迫力は明らかに違ってきていました。初期にはパスキャすらままならなかったみんなは、素人目にも分かるほど見違えていて、みていて思わず声を上げてしまうような好プレーがたくさん出てくるようになりました。毎日すごく楽しかった。これまで単なる「仕事」だと思っていた動画のアップロードも、練習が終わったらすぐに動画をあげたい!と思うまでになっていました。積極的に動きたい、やれること全部やりたい、そう思えるくらいみんなが頑張っている姿に魅了されていました。
たぶん私は、みんなが想像するよりも、自分で思っているよりも一回生チームのことが好きなんだろうなと思います。あの和気藹々とした空気の中にいると、私はここにいたいって思う。ああ私この部活に入ってよかったなあ、と日々思えているのは、このチームがあったからだと思います。
ウィンターが終わってしまった時、一回生チームとしての活動が終わってしまったあの瞬間、本気で悔しくて悲しかったけど、寂しかったというのが本音です。このチームとしてラクロスできるのが最後だということが寂しくて仕方がありませんでした。一回生だけでの練習も試合も、これで全部終わってしまった。終了のホイッスルがなった瞬間、その現実だけが突きつけられて、とにかく寂しかった。
だけど、新しい楽しみもできました。
みんなが上回生にまじって練習しているのを見ている中で、先輩相手に良いプレーが出て歓声があがっているのを見るととても嬉しい。思わずにやにやしてしまいます。これからの私の生きがいなのでみんなにはどんどん上手くなってほしいです。近いうちに試合でもみせてくれることでしょう。期待してます。
私はみんなが楽しそうにラクロスをやっている姿をみるのが大好きみたいです。勝って笑っているみんなを見ていたい。
振り返ってみると、サマーも京都カップもウィンターも、ほんの1年間とは思えないほどかけがえのない思い出です。ベンチから、ビデオを撮る脚立の上から、たくさんの素敵な景色を見させてもらいました。本当にありがとう。
まるで親のようにいつも私たちのことを考えてくれていた最強のコーチ陣と、なんでも話せて常に高め合える大好きなスタッフのみんなと、ここぞという時にきめてくれるプレイヤー達。誰がなんと言おうと、私たちが最強で最高の一回生チームでした。
だけど、まだまだこれから。きっとこんなもんじゃない。私たちならもっともっと強くなって、必ず関西制覇できる。伝説みたいな、最強の世代になれる。
もっともっと素敵な景色を見よう。
コメント