『FOer2枚目』~#24 赤松風幸

阪大ラクロス部に関わってくださる皆様、平素より大変お世話になっております。
2回生MF兼FO#24の赤松風幸です。
できるだけ自分の考えをそのまま書こうと思います。

去年の入れ替え戦が終わってから新歓期くらいまで、モチベーションの浮き沈みに合わせてなぜラクロスをやっているのかについてだらだらと考えていたと思う。だから新歓も活動には参加していたが、自分の中ではしっくりこない状態で勧誘を行なっていたこともあった。

悪いことだとは思わないけれど、今考えるとこの時期は外にモチベーションを求めていたのかなと思う。遠くに武者に行ったり、他の人のブログを読んだり、他の人の言葉をすぐ取り入れたり。なるほどと思うことはあるけれど、時間が経つとまた元に戻るの繰り返しだった。

リーグ戦が近づく中、そうやって生活しているとチームの一員としての1つの責任にぶち当たった。それは自分が阪大のフェイスオファー2人の内1人であったということである。本当にもったいないし、失礼だったと思うけれど、一年生の頃は練習も継続して行わず、フィールドの片手間くらいの気持ちでFOをしていた。自分は両方兼任できるだろうと思っていた。FOの中身についてもカウンターという小手先の技術で勝とうとしていた。でも積み上げのある選手には対策されるし、自分がFOに向き合えておらず、自主練をしていないという事実を突きつけられた。

そこから色々な人と話をして、FOのやり方を変え、練習のオフェンス時間を削ってFOにもっと時間をかけることにした。自主練も増やした。正直その決断には自分のフィールドプレーがうまくいっていないことも関係していたし、FOが2人しかおらず、来年は自分1人だけになるという事実もあったため、あまりポジティブな決断ではなかったが一つのきっかけであったと思う。

そこからFOをする中でだんだんと自分の成長に目を向けることができた。毎練習やりたいことを準備して実践して反省する。うまくいかなかった日もうまくいった日も自分の変化にフォーカスすることができて、モチベーションの浮き沈みは小さくなったし、楽しさや快感を得ることが多くなってきた。最近は同期や先輩にうまくなったなって言ってもらえるようになってきた。ピッチに立つ瞬間もベンチや応援席の声が聞こえてきて嬉しい。いつもありがとう。

それでも阪大FOer一枚目は強いから、練習で対人をしていてもほぼ負ける。関西一部のFOerは強いから勝敗率で勝ち越すことはほぼない。もうリーグ戦は始まっている。自分のしてしまったことは大きいけれど、取り返す。こんな自分であるが、自分の居場所である阪大ラクロス部FOer2枚目としてベンチインさせてもらえていることに嬉しさと感謝と責任をもって残りの試合も闘う。

今後はフェイスオフをオフェンスの一環として組み込めるようなFoerになりたいと考えている。オフェンス能力を伸ばすことも今の課題である。

あと3ヶ月でどれだけ一枚目に喰らいつけるか。入れ替え戦の自分が楽しみだ。

闘志

赤松風幸

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この記事を書いた人

大阪大学男子ラクロス部広報部です。
SNSの運営や新勧PVの作成を行っています。

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