新入生のみなさんにラクロス部の魅力をもっと知ってもらうために、部員による対談企画をスタートします!
全3回の連載でお届けする今回の企画。
①ベテラン3・4年生プレーヤー
②プレーしない立場で日本一を支えるスタッフ
③勢いあふれる2年生プレーヤー
と、立場や学年ごとのリアルな声に迫ります。
第1回は、
3年生DF #21 岩屋芭琉(外国語学部・大分上野丘高校出身)
4年生FO #19 赤峰悠斗(法学部・三国丘高校出身)
4年生DF #77 谷本裕紀(工学部・時習館高校出身)
の3名に話を聞きました。
(※写真左から)
入部から時を経て、今ではチームを引っ張る存在となった彼ら。
得点という形で目立つことは少ないポジションながら、日々の自主練習や筋トレに誰よりも向き合い、チームを支え続けています。
彼らをそこまで突き動かすものは何なのか。
その胸にある熱い想いを語ってもらいました。
インタビュアー:4年生MG 田林葵衣(文学部・智辯学園高等学校出身)

1.他己紹介
(田林)はい、ではお互いの紹介からお願いします!
(谷本)OK。じゃあ俺がハルトの紹介をするわ。ハルト君はあの新歓ランキングでもあった通り、ムキムキナンバーワン。ハルトとこの前温泉に行ったんですけど、信じられないぐらい筋肉が隆起してる人がいて、よく見たらハルトだったっていうエピソードがある通り、とんでもない筋トレマジです彼は。筋トレの部分で尊敬してるってことですね。正月に手首をめっちゃ鍛えるって意味でボルダリングをハルトにおすすめして。そしたらすぐボルダリングやってたから向上力えぐいっていうエピソードもあります。
(田林)確かにハルトは常に向上心あるイメージ。ありがとうございます。面白いですね。じゃあ次ハル君の紹介をお願いします。
(赤峰)ハルは 3 年生やけど、いい意味で生意気なところがあって、よくバウ(※谷本)に噛みついている姿を見るんですけど、それがすごくいいところやと思ってて。なかなか他の後輩にはいないタイプなので、ハルのそういったところがチームを盛り上げてくれてて、いいなと思ってます。
(岩屋)はい。僕はバウさん紹介ね。バウさんはとにかく試合前の円陣でみんなを盛り上げてくれるんですけど、その時のワードチョイスが素晴らしい(笑)。
(谷本)やっぱり。ありがとう。正直マジで考えてきてる。
(岩屋)色んなバリエーションあって、よしやろうっていう気持ちになるんで。あれは本当に 1個の試合前の欠かせない部分かなって思います。あとは生意気言いやすい環境をしっかり作ってくれる(笑)。
(谷本)よし一旦スルーしよう。なるほどね。一旦なるほどね。
(岩屋)下からの意見もしっかり聞いてくれます。それを反映させた上で、ディフェンス全体にも、チーム全体にもしっかり声掛けしてくれるんで、もう本当に頼もしいですね。生意気にいきやすい環境があるってことですね。ありがとうございます。
2.ラクロスの魅力
(赤峰)流れのスポーツであるところがおもろいと思ってて。流れで一気に点が取れたり、ジャイアントキリングが起こったりするところがすごくおもろいなって思う。
(岩屋)俺は、ラグビーをずっとやってて、コンタクトの部分に魅力を感じます。コンタクトの激しさもありつつ、新歓で「地上最速の格闘技」って言われるみたいにスピード感もあるってところ。
スピード感もありつつ、激しさもあるっていう、それを兼ね備えてるスポーツです。それにプラスでクロスを使うっていうところで、元々の体格や感覚以外の部分を活かせるところが良い。体一つで戦うスポーツは元々生まれ持ってるものが大きいけど、クロスっていう道具を挟むことで自分の工夫次第で上手くなれる要素が増える。自分で再現性のあるプレーを考えて突き詰められるっていうのが面白いと思います。
(赤峰)真面目やな。
(谷本)うん、真面目よね(笑)。俺は尖れるのが結構面白いなと思ってて。学生レベルの話かもしれないけど、やっぱり全部満遍なくできる人って意外と少ないじゃないですか。でもラクロスのプレイヤー見ると、例えばこの人は FF(※フルフィールドプレー。フィールド全体を使ってプレーすることで、攻守が切り替わる場面で起こりやすい。)の能力が優れてて、こいつは対人が上手くて、グラボ(※グラウンドボール。クロスからフィールドに落ちたボールを奪いに行くプレー。)が上手い奴がいて、チェイス取れる(※シュートがそのままラインアウトした場合は、ラインを割った地点から最も近い選手のチームにボールが与えられる。そのためディフェンスは、シュートが外れる可能性を予測してエンドラインまで全力で走ることで、ボールを奪うことができる。)奴がいて、みたいに自分自身の尖り方で試合に貢献できる。自分に合った尖り方を選べるところが最近面白いなって思ってますね。ハルトがやってるFO (※試合開始や得点後に行われる、ボールの奪い合いのプレー。センターで両チームの選手が向かい合って、笛と同時にボールを取り合う。専門のポジションがある。)とかは最たるものかもしれないけど、専門性があって。やろうと思えば色んなことができるスポーツなので、自分がやりたいことを突き詰められるのが面白いなって思います。
(田林)ハルトはFO専門のフェイスオファーだけど、逆に一つのことを練習し続けるのは嫌じゃないの?
(赤峰)全然嫌じゃないかな。自分のこだわりを持って突き詰められるのは楽しいし、それでチームに貢献出来ることを考えたら全然嫌じゃない。フェイスオファー同士で会話するときもこだわり持った人同士で会話するから、その時間も面白いし。そのこだわりが試合でぶつかりあうのが醍醐味ですね。
3.阪大男子ラクロス部の魅力
(赤峰)行動を起こした時にそれを受け入れてくれる人が多い。行動を起こせる環境があるっていうのがすごくいいところだと思っていて。最近でいうとデータを分析するASが新しくできたりとか、新しいものを始めることに対してすごく寛容な人が多い。みんなでより良い組織を作っていこうっていう空気感があるのがすごくいいところかなって思います。
(谷本)俺も結構似たようなこと思ってます。変化できる環境だなと思ってて。阪大ラクロス部っていい意味でまだ全然発展途上だから。
幹部をやってて、実際に今阪大ラクロス部の文化を作ってるって自負があるし、自分で何かを作り上げることができるのが、阪大ラクロス部のすごくいいところ。ハルトも言ってくれたけど、変化を嫌がるんじゃなくて、みんなで率先してより良いものにしていこうっていう動きが僕は所属していて楽しいかな。
(岩屋)真面目やな。いやまあフランクな感じで言うと、シンプルに俺は入部理由の大きな一つでもあるんですが、雰囲気がめちゃくちゃ良いなと。やるときはやる、はっちゃけるときははっちゃけるで切り替えが出来ている。あと縦の繋がりがしっかりある。先輩から話しかけてくれるし、ご飯とかも誘ってくれるし、ちょっと生意気言っても、バウさんみたいに受け入れてくれる人が多い。
(谷本)やっぱりラクロスにはすごい誠実だから。ハル生意気やけど、全部プレーに対してだし、ラクロスっていう軸があるから、こいつの言ってることも分かる、みたいな。
ラクロス上手い下手に、学年は関係ないかな。
(田林)さっきからハル君が生意気だって言われてるけど、具体的にはどんなこと言っちゃうんですか?(笑)
(岩屋)全然生意気じゃないですよ(笑)。やっぱりプレーに対して求める声を先輩にもね。でも去年はさすがに今よりは言えなかったかな。
(赤峰)いや去年もバウには言ってたでしょ(笑)。
4.注目している部員
(田林)3人が最近輝いてると思う部員を紹介してください!
(谷本)俺は4年生MGの濵田愛加(外国語学部・加治木高校出身)と2年生TRの多田章花(文学部・高志高校出身)ちゃんかな。部員だから視野を広げて。練習を良くしようっていう動きって、プレイヤー内では今まであったけど、スタッフから求める声って今年急激に多くなったなっていう印象があって。
愛加がスタッフリーダーとしてスタッフっていう枠に捉われずに、組織を良くしていこうという提案をしてくれてる。想いと行動が結びついてると思います。
章花ちゃんは前のミーティングで他学年との人と喋りたいですって言ってて、そうやって下級生側から発信してくれるとありがたい。で、実際積極的に喋ろうとしてる。喋ったらちょっとおもろいです(笑)。尖ってる。やっぱ尖りが重要。
(赤峰)俺も2人挙げます。1人目は2年生MFの熊本光希(外国語学部・一宮興道高校出身)。理由は個人的ですが、最近俺に心を開いてくれている気がします。なので活躍すると嬉しいです。
(田林)どんな瞬間に心を開いてくれていると感じましたか?
(赤峰)ちょっといじってくれたりとかね。他の人も全然ウェルカムです。
2人目はバウです。去年から1番変わったと思います。特に組織マネジメントではBチームにも注力してて、練習場所の確保などBチームが不自由なく動けてるのはバウのおかげっていうのがすごく大きいと思います。あとはオフの日も他の大学の練習によく行ってて。めっちゃ行動してると思うので、バウがリーグ戦で活躍したらめっちゃ嬉しいですね。
(岩屋)僕はいっぱいいるんですけど、絞ると3人です。2年生ATの杉岡峻輔(工学部・洛南高校出身)、3年生DFの野呂星斗(工学部・仙台第二高校出身)、2年生MFの神原優太(理学部・四條畷高校出身)です。峻輔は一度怪我で離れた時期があったけど、復帰してだんだん活躍できるようになってきて。俺の方からプレーで気になること言ったりとか、俊輔も自分は今こういう風にやってるって話す機会があって、毎日壁当てもしてるし、得点することに対してしっかり考えてるなっていうのが伝わるから、点取ったらめっちゃ嬉しいです。
星斗も怪我で1年生のウィンターカップ出れてないけど、ずっと努力し続けられてるのがマジですごいなって思います。この前の試合もボールダウン一人でして一人で点取ってっていう活躍で。星斗とは一緒にいる時間長いんですけど、気づかされることが多いなと思うので、これからも切磋琢磨しつつ頑張れたらなと思ってます。
神原は今日の試合(Bリーグ初戦vs同志社大学)で思ったんですけど、得点とかはしてないですけど、起点でダッチかけてちゃんと 1枚抜いて落としパスしてっていう、自分の強みをしっかり出せてました。さっき尖るとか言ってたんですけど、今日一番尖れてるなって思ったのが神原でした。神原の起点っていうのが今日のオフェンスを勢いづけられたと思います。これからも得点までどんどん絡んで欲しいです!

5.ここだけの話、声を大にして言いたいこと!
(岩屋)ディフェンスってビッグプレーで沸くというより、失点で沸くことが多いじゃないですか。承知の上でやってますけど、もうちょいディフェンスの頑張りにも注目してほしいです。オフェンスは1点取ったら写真に載るのに、、、。俺らが良いプレーって思ってるプレーはあまりいいプレーとして消化されない(笑)。練習の動画も、周囲の声掛け入ってますけど、絶対オフェンス目線になってます!ナイシュー・ナイジー(※ゴーリーに掛ける声掛け。ゴーリーはキーパー的ポジション)はあるけど、ナイディーあんまなくないですか?ナイジーもナイディーあってこそ生まれるので。
(赤峰)それで思い出したんだけど、俺がFO勝ったとき、もっと俺のおかげで試合に勝ったと思ってください。FOの負けが続いたときだけ俺のせいで試合も負けたみたいな空気出してるけど。
(谷本)かわいそう(笑)。多分ハルトが勝ちすぎてて基準上がっちゃてるのもある。ちょっと負けたら調子悪くね?ってなる。
(赤峰)俺だけ負けたときの当たり強いです(泣)。視線が痛い。
(岩屋)気にしすぎですそれは。その視線に慣れてないんじゃないですか?ディフェンスは常に視線痛いです(笑)。
(赤峰)俺がFOいっぱい勝ったときはもっと俺のおかげで試合に勝ったと思ってください!
(谷本)だったらウィング(※FO時にサイドで待機している選手。各チーム2人ずつ配置される。フェイスオファーがボールを取り切れるようサポートする役割)も結構地味じゃない?俺らのかたーいブロックアウト(※ウィングがFO時に行うプレーで相手選手を身体で抑えてボールに近付かせないこと)に誰が気づいてるんだろうね。
(赤峰)俺は感謝してます!俺らがFO勝てるのも結構ウィングのおかげやねんな。頑張ってくれてますマジで。
(谷本)でも目立たないなって。
(田林)FO勝ったときもフェイスオファー単体で褒められがちやもんね。けどウィングのバウとかハルが壁になってフェイスオファーを守ってるおかげで勝ちやすくなってることに、もっと気づいて欲しいってことですよね?
(谷本)そうです!3人で勝ってます!
新入生のみなさんも、ぜひ一度阪大ラクロス部の雰囲気を体感しに来てください!
個性豊かで、それぞれが本気でラクロスに向き合う仲間たちが、みなさんをお待ちしています。

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