OBOG・保護者の皆様、そして阪大男子ラクロス部に関わってくださっているすべての方々、平素よりご支援やご声援ありがとうございます。僕自身今年はOBOG総会を主催し、前年よりも多くの方に参加していただきました。改めて弊部がいかにたくさんの人に支えられているかを実感し、それを励みに部員全員が成長し続けています。今後ともよろしくお願いします。
引退して1か月以上たちまして、3キロ太りまして、ドラマばっかり見てまして。ただのおじさんになりつつありますが、このブログで自分が現役として関わるのが本当に最後なんだと思うと少し寂しいです。
自分の4年間と感謝を綴ったものになります。冗長な文章になってしまったので、片手間程度で気楽に読んでいただけると幸いです。
1年生
新歓の対面イベントがなく、適当にサークル入ってそれなりに楽しもうと思っていた。スポーツ経験は中学の時の野球だけで、ゲッツーの練習したことないし、17-0で普通にコールド負けするし、1回戦勝ちあがったらお祭り騒ぎになるくらいの弱小だった。高校は書道部だし、そんな自分が大学に入って運動部に入るなんて全く思っていなかった。だがラクロスという見慣れないスポーツに出会い、体験で初めてクロスに触り、当時新歓隊長のりょうさんにマクドで魅力を熱弁された。その時ラクロスというスポーツのワクワクさ、先輩方が本気で関西制覇・日本一を目指している姿に憧れて入部した。
コロナがある程度沈静化されて、メットオンして初めて1on1したとき、OFやってみてもDFやってみても、センスないし、何しているかわからないし、どうしたらいいかわからないし。
そんなときゴーリー体験会のようなものがあり、向かってくるボールに対して体を動かして止める。自分にはシンプルでわかりやすかったし、絶対止めるんだというガッツでいくらでも上手くなれるし、チームのピンチを救えるということが魅力に感じた。
「ようこそ、地獄のポジションへ。」ゴーリーコーチの藤井さんに最初にラインで言われた一言で、今でも鮮明に覚えている
その言葉通り、ボール体に当たりまくるから痛いけど、それで練習止まるのは嫌だなと思って耐え忍んでいた。みんなの足を引っ張りたくなくて必死で、がむしゃらにやっていた。ウィンターをオールショートで守ったのはいい思い出です。
2年生
関西ユースに選ばれて、他の大学のゴーリーだとかがんさん西さんの先輩ゴーリーをこの時初めて意識しだした。この年はBリーグが自分の中で特に印象に残っている。同期が少なくて、ほぼチートだろっていう先輩方も出てた。自分がチームの勝利に貢献できたなって思える試合もあって、全学にも出場することができた。リーグ戦でもベンチインさせてもらって、何試合か出させてもらって、自分のセーブにはだんだん自信がついてきた。4年間を振り返っても、2回生の時が一番プレイヤーとして楽しいなと思える瞬間が多くあったように思う。
3年生
冬の練習で骨折して、復帰してもあまり振るわなくて七帝戦は家で観戦していたり、幸先良くなかった。そのあとどうにか2枚目に食い込んでリーグ戦も後半の3,4Q出させてもらったりしていた。だけどいまいちずっとしっくりこなくて、がんさんは関西を代表するようなゴーリーになっていって、完全に陰に隠れてしまっていた。チームは1部に昇格したが、入れ替え戦は出場することもできず、その日の夜ふだんあまり気持ちを残したりしなかったが、この悔しい気持ちや来年頑張ろうという気持ちを忘れないため、携帯に思いのままにつづった。来年は圧倒的なゴーリーになると誓った。
4年生
We will rock you
スローガン決めのときに、自分が提案したこの言葉がスローガンになって本当に良かったと思う。自分自身何度もこの言葉と歌に救われた。リーグ戦開幕直前に自然気胸になって、最初の3試合は確定で出られなくなった。復帰した後もゆうとのほうが全然上手くなってて結局リーグ戦に1度も出られなかった。自分のプレイヤーとしての記憶は七帝戦が最後である。それでも、自分のできることは最後までチームを鼓舞し続けることだと思った。もちろん試合で自分が出て活躍することは目標だったけど、このスローガンの重要な部分はWeというところだと思っている。自分含めて俺たち全員がラクロス界を震撼させる。試合に出なくたって、スタンドで応援していたって、プレーしなくたって、できることは必ずある。部活というのはそういうものである。だから、自分は一度も心が折れることはなかった。みんながいたから。誰一人欠けてはならないこのチームのメンバーに感謝している。大好きです。
後輩たちはとてもしっかりしているので自分が残しておくことは特にないです。来シーズンみんなが活躍して関西制覇して、全学で戦っていると信じています。
最後に感謝を述べます。
関わってくれたゴーリーの人たちへ
藤井さん
1回生のとき毎日の練習でほぼつきっきりで見ていただきました。藤井さんの叱咤激励があって、僕の4年間のゴーリーの基礎が出来上がりました。就職された後もいつも気にかけていただいて、特にラストイヤーは藤井さん自身もラクロスを再開したときはうれしかったし、もっと頑張ろうと思いました。最後は結果で返すことができず申し訳なかったですが、一緒に夜の阪大でコソ練付き合っていただいて本当にありがとうございました。
がんさん、西さん
2人ともめっちゃ優しいし、面白いし、ちょっとバグってるし、一緒にゴーリーやれて良かったです。引退された後も心配と応援の連絡いただいたし、本当にありがとうございました。
ゆうと
君はすごいです。ゴーリーというポジション柄チームの責任が大いにのしかかる中で、試合を任せてしまって申し訳ないと思っていました。けどリーグ戦中どんどん成長して、正直安心してベンチから見ている自分がいたり、本当に楽しんでラクロスをやっているんだなと思いました。来年は圧倒的な実力をつけて関西制覇してください。ありがとう。
おっしー
チーム状況とかも相まって、なかなか試合に出すことがてきずにごめん。ゴーリー適性検査で初めて見た時、こいつはゴーリーなるために生まれてきたんやなと本気で思った。世代最強ゴーリーとして、ゆうとに負けずに頑張ってください。ありがとう。
けいや、おうすけ
あんまりまともに見てあげられなくて申し訳ない。けどゆうととおっしーがそれぞれブラザーだったし、ときどきだけど練習見てもどんどん成長しているなと思っていました。なのであまり心配していないです。来年はゴーリー4枚で大変だろうけど、常に目標を見失わず、頑張ってください。ありがとう。
じゅたさん
何年振りかのゴーリーコーチつける中で、僕自身模索しながらだったので役割だったりというのが非常にあいまいでやりづらかったと思います。そんな中でも的確なアドバイスであったり、相談に乗っていただいたりして、本当にありがとうございました。
親愛なる同期へ
ゆう
4年間でたぶん一番一緒に過ごした時間が長かったと思う。ゆうがシュー錬誘ってくれたり、ゴーリーアップ打ってくれたり、その中でも正直にいろいろ言ってくれて本当に助かった。嘘がない性格だからこそ言葉に信頼があって、年下なのに頼りにしてた。本当にありがとう。たぶん勤務地一緒やからまだまだよろしく。
けいじろー
2年から試合に出続けていたけいじろーがいてくれたから俺も基準下げずにもっと頑張ろうってなったし、言葉きついけど素直に言ってくれて成長できた。けいじろーがキャプテンやってくれてよかったと思ってる。本当にありがとう。
りんたろう
たぶん俺と性格が少し似てて、めっちゃ話しやすかった。俺のことを26歳といじることだけは絶対に許しません。物腰の柔らかい癒し系のままでいてください。本当にありがとう。
りゅうま
1回生の時は文句ばっか言ってなんだこいつって思ってたけど、本当は人にどう思われるのかとか考える性格なんだって知ってから愛くるしくなった。たぶん君が一番俺の家に泊まって、急にドア開けて家入ってくるので、宿泊料ください。本当にありがとう。
やまちゃん
いつも明るくて、たまに寝坊したりする抜けたところもまたやまちゃんの魅力だと思う。のくせにご意見番みたいな感じでときどき芯食ってくるからびっくり。本当にありがとう。
あいちゃん
いつも練習に静かに見守る感じで、みんなのアイドルみたいな感じできゃわいい。あいちゃんが笑ってくれているときはこっちまで元気出ました。本当にありがとう。
両親
23年間育ててくれてありがとうございました。受験だったり部活だったり、自分のやりたいことは全部やらしてもらって、ずっと応援してくれて、永遠の味方でいてくれました。これから就職して、自分ができる精一杯の孝行をしていきます。長生きしてください。
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