2024 1年生ウィンター決勝トーナメント直前ブログ TR 大隈椛蓮

まず初めに、平素より大阪大学ラクロス部を応援してくださっているOBOG、保護者の皆様、いつも多大なるご支援をありがとうございます。
一回生TRの大隈椛蓮と申します。
拙い文章ですが、私なりにこの部活のこれまでの振り返り、そしてウィンターへの覚悟を書いたので、ご一読頂けると幸いです。

ブログを書くにあたって、色んな人のブログを参考にしていくうちに、私も見習ってすごいことを書かなきゃと思い色々考えていたのですが、自他共に認めるほど語彙力のない私は、何を書けばいいかわからず、とりあえず自分の気持ちを書き殴ってみるところから始めてみることにしました。

この約7ヶ月間はこれまでの人生で感じたことのない、たくさんのものを経験させてもらいました。
私は幼少期そこそこ物覚えが良くて、そのおかげで特に不安も抱くことなく、ぬくぬくと育ちました。ただ、小さい頃から友達ができる基本的なことが人並みにうまくできませんでした。物を散らかさないとか、先生の言うことを聞くとか、忘れ物をしないとか、いわゆる「普通のこと」ができなかったのです。
でも、それでも何一つ不自由なかった。
だから、特に自分を変えようともしていませんでした。

けれど、今振り返るとそれが私にとって痛手になって現れてきたように感じます。私は本当に基本的なことが人並みにはできません。謙遜とかじゃないです。それが部活に入ってから顕著に現れました。あの優しいまりこさんでさえ「かれんちゃんもしかして不器用?」って驚かせちゃいました。びっくりさせてすみません。こっちにきたらかなりポンコツ扱いされ、今までの自分とは違ってだいぶ驚きました。でも、それを認めて、いいところを伸ばそうとしてくれるこの環境が好きです。この環境で、弱さを認めて成長しようとすることに価値を見出せる自分を、私は好きだと思えるようになりました。

友達に途中で話を聞かなくなるから、という理由で鬼ごっこ以外の大抵の遊びのルールを教えてもらえなかった私が、ラクロスのルールについて勉強することになりました。これは私の人生で初めての挑戦で、今では一番好きなことの1つです。
まだ慣れなくてよくミスをしてしまうけど、PLがナイスって声かけしてくれたり、上回生TRの皆さんが指摘してくださったりするこの環境でラクロスを学べて本当に良かったなあと思います。今ではラクロスがすごく好きだし、すごく素敵なスポーツだなって改めて思います。

これまで、自分に対して不自由はないけど、特にいいところもない、と思ってましたが、しゅんたろーさんと一度話しをした時に、かれんちゃんは不器用かもしれないけど、相手と真正面からぶつかっていけるところがいいところだねと言ってもらえました。自分は不器用だけれど、そんな自分が結果にどう結びつけるか、そのためには地道なプロセスが必要だと痛感しました。それは自分の中で、今この瞬間の意識と結びついていると感じています。

ここで得た経験は、絶対今後に活きると思っていて、だからこそ、私はウィンターに賭けたい。
ウィンターで勝ちたい。
サマー準優勝、京都カップ準優勝、と続いてきた私たちのチームが、次こそ必ずウィンターで関西制覇して、喜ぶところを見たい。
私は、自分の時間を犠牲にしてまでチームのために誰よりも練習し、貢献してきた、PL、コーチ陣、そしてスタッフの姿を知っています。

理想の姿を追いかけるプロセスは、かっこよくないかもしれない。誰よりも頑張っているのに、「俺らなんて、私たちなんてまだまだ」と言い続ける、その姿が何よりもかっこいいです。

ゆら、わかへ
私はいっつも不器用だし、言われたことも上手にできないけど、そんな私を認めてくれて、楽しい話をしてくれる2人にいつも感謝してます。2人に出会えたことは私の人生の中の財産だと思ってるし、2人の努力に見合うような自分でいれたらいいなとおもってます。いつもありがとう。

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この記事を書いた人

大阪大学男子ラクロス部広報部です。
SNSの運営や新勧PVの作成を行っています。

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