保護者の皆様、OBOGの皆様、平素より多大なご支援ご声援をありがとうございます。1年生MF#20の色井遊作と申します。
入部から今までの振り返りとウィンター決勝への意気込みを書こうと思います。稚拙な文章にはなりますが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
5月14日の入部締切から2日遅れ、僕はルーレットでラクロス部に入部することを決めました。
初めてラクロス部の新歓に参加してから、実に1か月近くも悩み続けていたのには、自分なりの葛藤がありました。
もともと、大学ではバレー部に入ると決めていました。
高校でバレーボールを不完全燃焼で終えた悔しさから、大学では絶対にバレー部に入ってやり切ろうと心に決めていたからです。
新入生歓迎会では、夕飯目当てでさまざまな部活やサークルに顔を出していましたが、バレー部への熱意は揺らぎませんでした。
しかし、ラクロス部だけは違いました。
その熱量に圧倒されたのです。
ラクロス部に入る確率は低いと公言していた僕に、しゅんたろーさんは毎日のようにLINEをくれました。
ラクロス部の魅力を語り、練習に誘ってくれたのです。
ここまで自分の部活に誇りを持ち、熱意を持って伝えてくれる人に出会ったのは初めてでした。
いつしか、バレー部に入るべきか、ラクロス部に入るべきか、迷うようになっていきました。
一方で、高校の顧問の先生は僕が大学でバレーを続けることをを応援してくれていたし、
自分のバレーボール選手としての可能性を信じていた僕にとって、バレーをやめるという決断はどうしても悔いが残りそうで、なかなか踏み切れなかったのです。
その葛藤をしゅんたろーさんに相談したとき、彼はこう言ってくれました。
「悔いのない選択をするんじゃなくて、選択を悔いのないものにするまで努力してみたら?」
この言葉を聞いた瞬間、どちらを選んでも後悔しない自信がつきました。
どうしても自分で決め切れなかった僕はルーレットを回し、ラクロス部への入部を決めました。
入部当初、チームのエースになって得点王になると豪語していました。
しかし、サマーも京都カップも、チームが一番苦しい決勝では何もできませんでした。
ベンチから疲れている仲間を見ても、
自分が中に入って試合を変える覚悟はなく、
ただ勝利を祈ることしかできませんでした。
今思えば、そんな自分が決勝に出ていなくてよかったと思います。
京都カップ決勝で負けた帰り道、
自分はなぜ頑張るのかについて考えました。
そこで出した答えは、
虚勢で言った得点王ではなく、
このチームでもっと試合をしたいからです。
僕は自己主張が苦手です。
嫌われるのが怖いし、自分に自信がありません。
でも、そんな僕が頑張れる理由は、自分自身のためで無くこのチームにあります。
このチームには、
自分の弱さに向き合い、変わろうとしている人、
チームのために、みんなに要求できる人、
強い覚悟を持って自分と日々戦っている人、
そして、僕たちの成長のために全力を尽くしてくれるコーチ陣がいます。
僕は、そんなみんなのことが大好きです。
だから、みんなのようになりたいし、
このチームの一員としてもっと試合がしたい。
そして、こんな素晴らしい部活に勧誘してくれた
全ての人のために頑張りたいと思いました。
こうして、ようやく覚悟が決まりました。
弱気な気持ちは捨て、誰より声出して目の前の敵圧倒することだけ考えて、僕が試合を変えます。
ウィンター決勝まであと4日。
終わりが近づくのを感じるとともに、あの時のルーレットのおかげで最高のチームの一員になれて本当に良かったと思っています。今ではこのチームが誇りです。
だからこそ、この最高で最強なチームを関西中に知らしめて、全国へ行きましょう。
これまで、誰よりも挫折や悔しさを味わい、それを糧にしてきた僕たちなら、絶対に優勝できます。
最後の最後まで走り切ろう。
応援よろしくお願いします
コメント