保護者の皆様、OBOGの皆様、平素より多大なご支援ご声援をありがとうございます。1年生AT#25鰰澤柊磨と申します。初めてのブログではありますが、ご一読いただけると幸いです。
このような機会をいただけたので、これまでの振り返りとウィンターに向けた意気込みを書こうと思います。
阪大ラクロス部に入部し、初めての大会であったサマーは僕にとってとても悔しいものでした。決勝で敗れ、目標であった3冠の夢が途絶えた時、僕はみんなと同じ気持ちではなかったと思います。みんなが悔し涙を流していたり、天を仰いでいたりしていた中、試合の出場時間が短かった僕は自分のエネルギーが有り余っていて、やり切ったという感覚が全くありませんでした。自分はこのチームの一員なのかと疑うくらい同期のみんなとは異なる感情だったと思います。そんな準優勝という結果以上の悔しさを味わったサマー後のオフの期間、2度と同じ思いをしないために自分に足りなかったものを探しました。そしてたどり着いた答えは得点力でした。サマーの予選、決勝リーグを通じてATというポジションでありながら、1点も決めることができませんでした。課題である得点力を向上させるためには誰よりもグランドで練習するしかないと思いました。練習には質も量もどちらも必要という俊太朗さんの言葉を胸に刻んで練習するようになり、徐々にファーストセットとしてプレーできるようになりました。
京都カップが近づいてきた頃、サマーでチームの攻撃を支えていた2人のATの陰に隠れる存在であり続けるのかという危機感から、今の自分がファーストセットとして試合に出るにふさわしいプレーヤーなのか自問自答するようになりました。44から66になり、出れる人数が増えたから出れるようになっただけの存在が試合に出ていては勝てない。ATの使命である得点にこだわり続けると同時に、自分の調子がどれだけ悪くても、ライド、グラボを誰よりも全力でやる。それが自分の存在価値であるという風に考えるようになりました。
京都カップでは得点することができたものの、優勝することはできませんでした。サドンで得点を決められたときの光景は1度も忘れたことはありません。もう悔しい思いはしたくありません。自分の基準を引き上げてくれる最高の仲間と自分の成長のために全力を注いでくれる最高の1回生コーチ陣とともに優勝を成し遂げます。
ウィンターまであと3日。自分がATとしてグランドに立つことの意味をプレーで証明して見せます。俺が点を決める。俺らが優勝する。
コメント