1回生ブログリレー「1回生チームを終えて」1回生コーチ 菊池祐一

OB・OGの皆様、日頃から応援していただきありがとうございます。

改めまして。今年度1回生コーチを務めておりました菊池祐一です。

自分のことからお話ししようと思います。

2022年11月23日に入れ替え戦で敗北して2部残留という結果で引退し、そのあとは正直ラクロスに対してずっとマイナスな感情を持った状態でした。12月の下旬から1回生コーチ陣でミーティングが始まった時も、1部昇格できなかったことに対する罪滅ぼしのような気持ちがモチベーションでした。

しかし、元々2022酒井組が中長期的に強い阪大を作る最初の1年にするんだという目標で始まったことを振り返り、2023宮本組を盛り上げるためにも3冠を取るような黄金世代を育成することが自分が最後に取り組むべきことだと考え、心を切り替えました。

このようにして、自分を奮い立たせて取り組み始めたコーチ活動でしたが、熱い気持ちを持って、目を輝かせて練習にくる1回生と接していると部活動、ラクロスって楽しかったなという気持ちを思い出して、日に日に上手くなっていく1回生を見ていると嬉しくて、気づいたら大学5年目の生活の中心に1回生コーチ活動がありました。そして、彼らの熱量から刺激を受けていつのまにか自分もACLに入ってめちゃめちゃラクロスしてました。

大学生活5年目最高に楽しかったのは1回生のおかげです。君らに出会えてよかったです。とても感謝しています。

1回生プレーヤーへ
まだ2回生、可能性を狭めないでほしいなと思います。DFだからシュート練習はあんまりしなくていい、MFだから裏ワンの練習はしなくていい、筋トレも最低限でいいや、といった形でポジジョン柄試合であまり使わないプレーやスキルを切り捨てていくと、気づいた時にはできることが少ない選手になってしまいます。僕はそのことに3回生の終わりで気づきました。トップレベルの選手は基本的にはある程度何でもできる印象があります。その上で長所がある。君らはまだ2回生、これからの取り組み次第でいくらでも成長できます。自分の可能性をどんどん広げていってください。クロスワークの練習をしていたらグラボやキープが上手くなって、シュートが早くなった、など思わぬことが成長につながったりもします。ラクロスというスポーツに関することは何でも興味を持って取り組んで欲しいなと思います。そして狂ったように練習してください。

 一方で、なかなか上手くいかない時期、ラクロスが楽しくない時期に心の支えになるのは得意なプレーだと僕は思います。どんなにミスをたくさんして落ち込んでも、ひとつ自信のあるプレーがあれば心の支えになるし、そのプレーで少し楽しい気持ちになれます。特に今年は2回生ということもあり、上手くいかない、通用しないことの方が多いと思いますが、そういう時こそ自分の得意プレーをなにかひとつ磨いて、少しでも楽しむ気持ちを忘れずにいてほしいなと思います。

1回生スタッフへ
この1年間コーチをしていて、日々君らの熱意が伝わってきていたし、チームのことが好きなんだなという気持ちも伝わってきていました。それが今年の1回生チームの良い雰囲気を生み出していた大きな要因のひとつだと思っています。でも4年間という期間を考えると、ただ熱意を持っているだけでは足りなくて、行動に移していかないとあっという間に時間は過ぎ去り、気がついたら引退してしまいます。僕は行動することで初めて色々な発見や学びがあると思っています。今回のこのブログ企画はあおいが発案したものだと聞いています。サマー前に同志社に負けた後何か自分にできることはないか?と悩んでいた姿を思い出して、成長したなぁと思って勝手に感心していました。僕自身も年明けから1回生のブログリレーを毎回楽しみにしていましたし、ひとりのOBからするとこういう取り組みはとても嬉しいです。今回の取り組みだけでなく、スタッフの皆には今後も自分から行動して、遠慮せずにプレーヤー側にどんどん踏み込んでいってほしいなと思います。ぜひ引退する時に最高の4年間だったと言えるように部活動に取り組んでください。

最後に

君たちは間違いなく黄金世代です。僕はそう信じています。でも、それは結果を残せてから初めて言えること。結果を残せるかどうかはこれからの3年間の君らの行動次第。過程も結果もこだわって頑張ってください。そしてかけがえのない同期を大切に、お互いに高め合って過ごしてください。これからの阪大ラクロス部の3年間を楽しみにしています。

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この記事を書いた人

大阪大学男子ラクロス部広報部です。
SNSの運営や新勧PVの作成を行っています。

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