1回生ブログリレー「1回生チームを終えて」TR 齋藤希乃

保護者の皆様、OBOGの皆様、そしていつも大阪大学男子ラクロス部に携わっていただいている皆様、多大なるご支援をありがとうございます。33期TRの齋藤希乃と申します。

毎回読むのを楽しみにしていたブログも自分が書く側となるとどうしたらいいのか全然分からないです。「一回生チームを終えて」というテーマにきちんと沿って書くことができるか怪しいですが、とりあえず今の自分が思っていることを書いてみようと思います。

多分みんなにはあまり気づかれていないのですが、私は意外と熱いタイプの人間です。公式戦の前夜はなかなか眠れないです。試合中は叫んだり跳んだりして全く落ち着きがないし、勝ったらニコニコルンルンで負けたらなかなか泣いています。試合の写真を見返すとしんみりしてしまいます。プレイヤーのナイスプレーは心の底から嬉しいし、スタッフの喜んでいる姿を見ると幸せな気持ちになれます。

それだけ感情的になれるのはかけがえのない同期みんながラクロスを楽しみ、部活動と仲間を大事にし、もっともっと上手くなろうと努力してきた姿をずっと見てきたからだと思います。1人1人が毎日空きコマにグラウンドでシュー練や壁当てをしていたこと、忙しい日々の合間を縫ってミーティングを開いていたこと、色んな思考を巡らせて自分のプレーアイデアを発展させようとしていたことをきっと僅かではあるけれど目にしてきました。プレイヤーだけじゃない。チームのためにテーピングを練習したり、ルールを勉強したり、身体のことについて色んなリサーチをしたり、声入れの練習をしたり、タイム管理やボールケアを丁寧にして練習の質を少しでも上げようとしていたり。優しさと向上心に溢れた同回スタッフのみんながどれだけチームを大事にしているかも目の当たりにしてきました。

だからこそ、みんなで三冠したかった。

12月10日、1回生チーム最後の試合。正直思い出したくないです。というか、もはやあまり思い出せないです。覚えているのは、フィールド内で崩れ落ちているプレイヤーの姿と、ベンチで上を向くことが出来ずに泣いていた私に「挨拶しに行こう」と言ってくださったはるかさんの声です。試合展開も、動画を見返してもあまりピンとこないくらい曖昧な記憶になってしまっています。

あの日が2023年で一番悲しかった、一番悔しかった。でもあの日があるおかげで、自分の中に新しい目標ができました。

“このチームを一番近くで応援する”
“3年後必ず日本一を取る仲間たちに少しでも何かを貢献できる人間になる”

関西制覇・全国大会出場・日本一という目標は達成出来なかったけれど、私たちは幸運なことにあと3年間もラクロス部で居続けられる。今よりも更に強くて素敵なチームになれる。そう考えたら俄然と楽しくなってきました。もっとチームメイトと仲良くなりたい。もっと自分が知らないことについて勉強したい。もっと人間として成長したい。そんな気持ちがぐんぐん芽生えてきました。だから、不器用で機転がいいとはお世辞にも言えない私ですが、自分なりに出来ることを増やして周囲に安心感を与えられるようなTRになりたいと心の底から強く思っています。死ぬ気で頑張ります。見守ってもらえたらとっても嬉しいです。

喉から手が出るほど望んでいた関西三冠というゴールには届かなかった。でも私にとってはみんなが関西一の、世界一のチームメートです。本当に大切で自慢の仲間です。こんなにいいチームにいられることが本当に幸せです。全世界に言いふらしちゃいたいです。本当は1人1人に感謝の言葉を伝えてこの一年間の頑張りを褒めちぎりたかったのですが、そんなことしちゃうと次会うとき気まずくなりそうだと気づいたのでやめておきます。またいつか、機会があればにしましょう(^^)

最後に、このブログを通してみんなに最大級の「ありがとう」を伝えたいです。この1年間本当にお疲れさまでした。3年後絶対に関西中に、日本中に私たちの名を轟かせてやろう。日本一のチームという称号を手に入れよう。絶対できる、私たちなら。

P.S. みんなが幸せになれますように!!みんなの結婚式に呼んでもらえますように!!

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この記事を書いた人

大阪大学男子ラクロス部広報部です。
SNSの運営や新勧PVの作成を行っています。

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