1回生ブログリレー 「1回生チームを終えて」 宗平智樹 #55

平素より阪大男子ラクロス部を応援してくださっているOBOG、保護者の皆様、いつも多大なるご支援ご声援をありがとうございます。1回生DFの宗平智樹です。

現在休部中の身ということもありこのブログも書くか悩んだのですが、せっかく企画していただいたことことなので思いを伝えようと思います。

まず一回生チームにはめちゃくちゃ迷惑をかけました。僕は腰椎の分離症持ちで常に腰痛に悩まされていて、練習を抜けることがとにかく多かった。特にロング陣には練習とか試合で負担をかけてしまって申し訳ない。ウィンターは腰ではないけど怪我で出れなかった。自分が試合に出れなかったことも相当悔しいけどそれ以上にチームに迷惑をかけてしまったことがとにかく悔しかった。ここで、この悔しさを糧にして来年Aで活躍する、なんて言えたらかっこいいんだけど残念ながら僕はそんなに強い人じゃない。来年もまた怪我するかもとか(もっと色んなことがありますが多すぎるので割愛します)考えてしまう。やるからには全力でやりたい、3年後に100%やり切れたと思えるのか分からなくてウィンター後に辞めようと思っていた。でもサマーと京都カップで見た関西一、ウィンターの先にあった日本一の景色を見たい。そして出会った仲間たちとかけがえのない4年間を送りたい。そんな気持ちの狭間を彷徨っている、今はこんな状態です。上回生にはあまり詳しく伝えられていなかったので、こんな形になりますが少しは気持ちが伝わればと思います。

ここまでこのブログを書いている「今」の気持ちを書いてきましたが、2点だけこれまでについて振り返ろうと思います。

まずはサマー。一回生チーム発足時に掲げた目標である3冠の最初の大会。これまで強豪私立の多い大阪の公立高校ででバスケをしていた僕からすると関西制覇はおろか大阪でベスト8に入ることすら夢のような話だった。だから関西一位というのは途方もなく遠いものだと勝手に思っていた。もちろん出場校数も少ないうえに競技も違う。ただとにかく優勝は遠いものだと認識していた。今だから言えるが優勝できるとは全く思っていなかった。しかし予選1位で通過し、気づけば決勝まで勝ち進んだ。そして優勝していた。試合中のことはほとんど覚えていないが、優勝が決まった瞬間にどう喜べばいいのか分からず一瞬フリーズしたことは鮮明に覚えている。関西制覇なんてできるのかという疑問に答えが出た瞬間だった。

次にウィンターについて。サマー、京都カップを制して迎えた最後の大会。かなり気合を入れて臨んだが、予選1週間前に肉離れを起こし予選は出ないという決断をした。もちろん試合には出たかったが自分が活躍しようがしまいがチームが勝てば良いというマインドなのでそこまで気にならなかった。(DFには迷惑かけました、すいません)怪我をしてからの1週間はとにかく外からアドバイスをした。自分が得意なオフボールは意識を変えればすぐにプレーも変わると思っているので、少しでもチームの力になりたくて思ったことは何でも言った気がする。試合当日も初心者なりにスカウティングもして色んなことを伝えた。みんなが正しいかも分からないアドバイスに耳を傾けてくれて、力になれている感覚があったし何より嬉しかった。本当にありがとう。結果は予選敗退で終わってしまって一回生チームが終わってしまうことが残念でならなかったし、プレーせずに終わってしまった不完全燃焼感もあったけど何か満足感に似た気持ちもあった。自分にできることはやり切った、そんな風に思えたからなのかなと思っている。正直この時はこれでラクロス人生終了か、と思っていた。そんな中で関西制覇や日本一を目指そうと声を掛けてくれたりラクロス部には智樹が必要だと言ってくれた仲間たちがいた。自分を求めてくれる人がいることが何より嬉しかった。これからどうするか分からないけどみんなには本当に感謝しています。ありがとう。

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この記事を書いた人

大阪大学男子ラクロス部広報部です。
SNSの運営や新勧PVの作成を行っています。

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